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また来年、気田川で
 

気田川は冬涸れ
水位は40-50cm
来春の雪解けと雨を待つ




今年は、大きな事故もなく、平和な気田川だったのではないか。
気田川は穏やかな川である。
ふつうに遊んでいれば、重大事故が起こるような場所ではない。

だが、
川や、水の力を甘く見て、増水時に一人で下りに行ったり、
遊んでいる子供から目を離したりすると、たいへんなことになるかも知れない。

自然の中で遊ぶ時、
「絶対に安全」「絶対だいじょうぶ」
ということはない。
穏やかな川といっても、流れは速いし、場所によっては岩ゴロゴロなのだ。

なにもフネによる事故に限らない。
川原の石につまづいて捻挫したり、ハチやアブに刺されたり、
突然の天候の激変や、カミナリに怖い思いをしたり...
なかなか、自然というものは侮れないのである。



しかし考えてみると、気田川も蛇行しているが、
気田川に行く山道も負けずに激しく蛇行しており、
今まで何度か、見通しの悪いカーブで対向車がセンターラインを越えてきて、
正面衝突しそうになった。

気田川に着く前に、または遊んだ後に、
交通事故で死ぬ確率の方が、はるかに高いと思っている。

気田川では、フネが岩壁に正面衝突したり、思いっきり転覆したりしても、
まずそれだけで死ぬことはない。
川の方がずっと安全だ。



ともあれ、
2005年も無事に舟下りで遊ぶことができ、交通事故にも遭わず、
こうして無事でいることに素直に感謝したい気持ちだ。

冬が来ると、
もう来年の春が待ち遠しい。
もちろん、カヌーできるほどの陽気が待ち遠しいのである。

また来年、
楽しく川遊び、舟下りができますように...

お元気で。





台風前の気田川 7.25
  ちょっと降らないと水量激減
透明感は上々。舟底擦り擦り下り。
バスを回送に使うと楽しい。

am6。
平木大橋の川原に車をおいて出発。
バウはクルマの見張り番。

平木大橋/出発点
平木大橋/出発点

宮川橋(天狗)前の瀬と淵
宮川橋(天狗)前の瀬と淵


7時頃、役場のカーブの瀬の前に
釣り人ふたりが竿を支度しはじめたところ。
秋葉橋まで行く予定だったが、時間切れで、
一草橋(ひとくさはし)を終点にする。
川原にフネを干しておき、赤い吊り橋を渡って、
向こう岸のバス停へ。

一草橋/終点
一草橋/終点


バスを待つ間、
自転車で通り過ぎるかわいらしい女子高生たちや、
坊主頭の野球部員たちと気持ちのいい
あいさつを交わす。
春野は大人も高校生も子供達も、
挨拶がきもちよくできる町だ。

秋葉バス運行系統図
秋葉バス運行系統図

バスの中
バスの中


のんびり下って2時間。
バスに乗り、気多の車庫=終点まで12分。
今しがた自分が下った川を眼下にしながら戻る。




気田川 7月17日
Rio Ketagawa, 17 de julio

 
水がまた澄んできた。
犬居の水位は90前後
今日はシュハスコの一日

川原でシュハスコ(ブラジル式バーベキュー)をした。
朝10時ころ、ひとり早めにきてのんびり待っていると、
ファルトボートが2ハイ下ってきた。
大阪から来た人たちだった。一人艇と二人艇。
「今日は水も多くていいですネー!」
しばらくすると今度は東京からきた一団。
きれいな川に色とりどりのカヌー、絵になるネ。

川原に、おいしそうな匂いが漂い始める。
子供達は川に飛び込む。オトナたちはビールを開ける。
川原の前のゆるやかなカーブの流れで、カヌーの大試乗会。

遊ぶのに忙しくて、写真ナシ!

QUE ALEGRE CHURRASCAR NO RIO KETAGAWA !!
AGUA LIMPO, SOMBRA DE ARVOLE, PAISAGEM LINDO.
E CARNE MUITO GOSTOZO !!

DISCULPA NAO TENHO FOTOS NADA,
PORQUE FUI MUITO OCUPADO JOGAR COM CRIANCAS.




気田川 7月11日
  増水後の川は「カヌーゲレンデ」
すいすい下れるのも、また楽しい
が、流れが速いから注意も必要だ
水温もまだまだ高いとはいえない

この地方の夏の「木の花」といえば、
ムクゲ、キョウチクトウ、
ノウゼンカズラ(つる性)の3つだろう。
花期が長いのも、この三つの特長だ。
その三つが咲き揃って、蝉(セミ)も鳴き始め、
梅雨明け前とはいえ、
もうすっかり夏である。

春野役場前の流れ1
春野役場前の流れ1
  春野役場前の流れ2
春野役場前の流れ2

雨の後、土砂崩れ注意
雨の後、土砂崩れ注意
  下社前に流れが復活
下社前に流れが復活

僕のフネではありません
僕のフネではありません
 
送電線下の瀬、中洲の今
送電線下の瀬、中洲の今

秋葉橋まじか
秋葉橋まじか
 
島のような木のかたまり
島のような木のかたまり

誰かの黄色いパドルがあった
誰かの黄色いパドルがあった
 
障害物にご注意!
障害物にご注意!
     

新秋葉橋が見えてきた
新秋葉橋が見えてきた
   





澄明で穏やかな流れ
  梅雨入りの日の早朝
土曜だが釣り人はごくわずか
川底まで覗けるのが楽しい
水量63cm(犬居観測所)




この時季に、
こんなに透明な気田川はひさしぶり。
水は少なく、浅すぎる所もあるけれど、
流れがゆっくりになっているから、のんびりのんびり下れた。
帰りは畳んだカヌーを入れたザックを背に山道散歩。
森林の匂い。テイカカズラの甘い香り。きれいなトンボに出会った。








鮎釣り無残 川の現実
  鮎友釣り解禁後
水かさはなかなか増えない
こんどの雨でどうなるか

先日「今年は鮎釣り向けの気田川になりそうだ」
と書いたが、ここで訂正させていただく。

今年も去年と同じく、いやむしろ去年以上に、鮎釣りの状況はひどい。

透明な水の中、魚の影が見えない。
ときおり向こうの方の水面で跳ねたりはするが、例年にくらべ異常に少ないのだ。

去年は多雨でダメだった。
今年は渇水ぎみで、それも一因になっている。



が、鮎激減の背景には他にも幾つか理由がある。
そのひとつは気田川漁協の財政難だ。
去年の入漁料収入の低迷で漁協には「銭がない」。
銭がないから、稚魚をたくさん買えない。

安い稚魚(稚魚にもランクがある)を買って放流すると、
こんどは「冷水病」でその多くは育つことなく死んでしまう。

釣り人の間の情報、うわさはすぐに広まり、年券も売れない。
訪れる釣り客も減っていく。

川原で出会う釣り人の顔も冴えない。
「こりゃあ、釣りどこじゃァないわい...」

むろん、天然鮎など遡上してはこない。
「フナギラ(船明)ダム」が天竜川にできた時、現在の鮎の惨状は約束されていたのである。

漁協というのは営利団体であって、けっして、自然保護を目的とするものではない。
稚魚や成魚を買って、放流し、川をゲームフィッシングの場として利用し、
鑑札を売って、利益を得ているのである。

別にそのことを責めようというのではない。
ただ、川のこと鮎のことを真剣に心配するのなら、ただ利益を追求するだけでなく、
ほかにもすることがあるのではないかと思うだけだ。

ここにまた一本、死に直面している川がある。
森町の山奥から流れている「太田川」だ。
太田川の源流「吉川」の、そのまた源流部に、巨大なダムが造られようとしているのである。
「ダムが必要か不必要か?」ということはひとまずおくとして、
ダムができれば、まちがいなく太田川の鮎釣りも(いよいよ)ダメになる。



ダムを造るために、ダンプが通るための広い道路を造る。トンネルをいくつも掘る。
それだけでも森の大規模伐採が行われる。
森の樹が必要以上に伐られると、山の「水もち」が悪くなって、
大雨が降ればすぐに濁流、雨が少ないとすぐに渇水となり、
どちらも鮎にとっては大ダメージだ。



ダムの底の冷たく濁った水を放水すれば、
どんなに鮎を放流したところで、冷水病にやられてしまうだろう。
川の石には泥が付き、鮎の食べるコケは育たなくなるだろう。

鮎釣りの不振は、カヌーする者にとっては、
釣り人が減って夏の川を下りやすくなるので、歓迎すべきことのようでもあるが、
よく考えると、そら恐ろしいことなのだ。

やはり鮎の季節には、遡上してくる天然鮎や、立派に育った放流鮎がさかんに水面を跳ね、
なわばりに入ってくる他の鮎を追い、釣り人が竿の放列をなして、釣れる鮎に顔をほころばせる...
そういう夏らしい風景が展開してほしいのである。



*写真はすべて太田川(吉川)とその流域で撮影。




今年は渇水の五月
  鮎友釣り解禁前の土曜日・早朝
水位は五月にしてはとても低い
支流は川というより沢のよう

ようやく初漕ぎができた。
といっても、沈の川原の前を200m「下って」、
川原の前の淵のあたりで練習しただけだが...。
少雨で水位あがらず、流れもふだんより遅い。
川底の石は苔だらけ。
砂の川床には一面に緑の藻が生え、ゆれている。



この水位では、水に沈む部分が少ないフネでも
下るにはかなり厳しいと思われる。
下ろうとすれば、漕いでは舟を降り、
また乗っては降り、のくりかえしだろう。
川の中を歩けば、苔で足元はすべりやすいし...。



どうやら今年は去年と違い、
カヌーよりも鮎釣り向けの気田川になりそうな気配。

それでも、天気は良く、
水はいつになく透明、
林ではうぐいすが鳴き、
川のそこここでカジカガエルの可愛い声が聞こえる。
五月の気田川は暑からず寒からず、スギ花粉もおさまり、
水の上に居るだけで、じゅうぶんに心地よい。

淵の、深い水の上で休んでいて、
ふと後ろを見ると、
ヤマカガシが一匹、岩を伝って水におりた。
舟が少し動くと、ヤマカガシは慌てたようすで
くねくねと泳ぎ、手近な岩にまた這い上がって、
岩の間に隠れてしまった。



ヤマカガシは水辺を好むヘビで、
道路から川原につながる小径や、
水際の岩で、ときどきみかけることがある。
川面を泳いでいるのに遭遇することもある。
まちがってフネに入ってこられると困るなあと思う。

以前、林の中でヤマカガシの仔蛇にでくわしたことがあり、
それは長さ20cmくらいの可愛いやつで(といっても蛇は嫌いだが)、
ヤマカガシのしるしである、首のまわりの黄色いリングが印象的だった。
このリングは大きくなるにつれて目立たなくなる。
「おとなしい蛇だが、むやみにからかったりして咬まれたりすると、
口の奥の方に毒のある牙をもっているので要注意である」
などと本には書かれている。



浅い川の中を覗くと、
真っ黒い、小さめのオタマジャクシを
たくさん見つけることができる。
カジカガエルのオタマジャクシだ。
気田川のヤマカガシは、
カジカガエルを主食にしているのかもしれない。

ヤマグワの実が少しづつ熟してきた。
真っ黒くなった実をとって食べると、甘い。
林や川原の、明るい場所に生えている。




水辺の岩には、
カワゲラの脱皮したヌケガラが
びっしりと、無数にくっついていた。




気田川に春がきた...水はまだ氷水
  2005年4月吉日・早朝
林に鶯、四十雀(シジュウカラ)
なんと、もうカジカが鳴いている

今年は公私に多忙をきわめ、気田川がやけに遠い。
そんな中、なんとか時間をみつけて様子見に。
川はいい感じだけど、いつになったら舟下りに行けるのか、
皆目わからない...。

とりあえず、写真だけ、ちょっとの更新。








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